今回はパラオに存在するたくさんの神話について発信します。
パラオに生息する生き物、島、物の成り立ちにおいて、非常に多くの神話があります。
パラオ島の成り立ちまで神話になっているんですよ!
今回は数多くある神話の中の一つをご紹介します。
『昔々、オギワル州の沖にある島に、一人で住んでいる母親がいました。
彼女には一人息子がいましたが、あまり家には帰ってきませんでした。
母親は家の裏にあるパンの木の実を食べて生活していました。
息子が久しぶりに帰って来た時の事、家にあるパンの木の枝を切りました。
するとそこから海水と共に魚が湧き出てきました。
母親は漁に出なくても魚が食べられることをとても喜びました。
しばらくして、そのことを知り、妬んだ漁師たちが母親の島へ来てパンの木を切り倒しました。
すると、たちまち大量の海水が吹き出し、その島は海底へと沈んでいきました。』
現在もオギワル州の沖合の海底には村の跡と思われる遺跡があるそうです。
なんだかロマンチックですね。
ロマンいっぱいのパラオへ皆様も是非、お越し下さい!!
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